富士市にて移動型外遊びキット「わくわくキット」を共同開発!子どもの遊び場を創出するプロジェクトが進行中

2026/6/17

この度、弊社が伴走支援をさせていただいた静岡県富士市での取り組みが、正式にプレスリリースとして発表されました!

▼プレスリリースはこちら 移動型外遊びキット「わくわくキット」で子どもの遊び場を創出へ(PR TIMES)

今回は、このプロジェクトが誕生した背景や、私たちがこだわった「遊び場づくり」のプロセスについてご紹介します。

■ プロジェクトの始まり:「プレイカー」から「小型キット」への転換

本プロジェクトは、富士市様から「市としてプレイカー(遊びの道具を積み込んだ車)を作りたい!」というご相談をいただいたことから始まりました。

移動型の遊び場をつくるアイデアは素晴らしい一方で、ネックになるのが「誰がどのように維持・運営していくか」という持続可能性の課題です。そこで弊社からは、「ドイツで見かけた、より小型で扱いやすい移動型遊びキットを取り入れてみてはどうか」というご提案をさせていただきました。

大型の車両を運用するよりも、誰もが手軽に持ち運べて展開できるキットにすることで、地域の方々が主体となって持続可能な遊び場を作れるのではないか。そんなディスカッションから、今回の「わくわくキット」のプロジェクトが動き出しました。

■ こだわり:子どもたちや地域住民の「声」を反映した現場主義の開発

私たちが最も大切にしたのは、机上の空論ではなく「実際の遊び場の現場から学ぶ」ことです。

開発にあたっては、実際に何度も試験的な遊び場を開催しました。そこで遊ぶ子どもたちの様子をつぶさに観察し、「どんな道具があれば遊びが広がるか」「何が求められているのか」という生の声を聴きながら、キットの内容を何度もブラッシュアップしていきました。

さらに、富士市内のモデル地区を選定し、実際に地域住民の方々に使っていただく実証実験も実施。「もっとこうしてほしい」「ここが使いづらい」といったリアルな要望を一つひとつ拾い上げ、行政・地域・弊社が一体となって現在のキットの形を作り上げました。

■ 現在の仕組みと広がる活用シーン:「マルシェの片隅がアソビバに」

完成した「わくわくキット」の仕組みは非常にシンプルです。 「地域で遊び場を作りたい!」と思った方が市に申し込みをすれば、誰でもキットを借りることができ、それを持って好きな場所に遊び場を展開することができます。

最近では、地域のマルシェやイベントでの活用が広がっています。 これまでは「大人は楽しいけれど、子どもにとっては退屈になってしまう」という場面が少なくありませんでした。しかし、このキットをレンタルしていただくことで、「マルシェの片隅が、子どもたちが夢中になれるアソビバに変わる」という素敵な現象が生まれています。

■ 今後の展望:街中に遊びが広がっていく未来へ

「わくわくキット」の事業は今年度も継続しており、今後はさらに多くの地区へと広がっていく予定です。

特別な公園に行かなくても、日常のすぐそばに豊かな遊び場があること。そして、地域の大人が子どもたちの遊びを温かく見守り、共に場を作っていくこと。そんな風に、街のあちこちに豊かな遊びが広がっていく未来を目指して、弊社はこれからも地域に寄り添った場づくりを支援してまいります。

本取り組みにご興味のある自治体関係者様や、地域コミュニティの皆様からのご相談もお待ちしております。

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